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学習障害の概要

投稿日時:2014-03-14 15:10

学習障害とは知能が劣っている訳ではなく、感覚器官にも特に目立った問題が無いのにも関わらず失読・失書・失算といった基本的な学習能力に困難がある場合のことを言います。

学習能力以外の行動の特徴としては、注意集中力の低さや多動、運動能力の遅れ、対人的な社会的能力の低さなどが挙げられます。

また、学習障害と診断されるには、学力の到達基準は年齢・知能・教育の程度から予測される水準を明らかに下回っている必要があります。

学習障害は4つに分類されており、どんな症状もいずれかに当てはまります。

その分類は、第1に読みの正確さと理解力に問題がある読字障害。第2に口頭でつづりを言う力と語を正確に書き出す力のいずれにも問題がある書字表出障害。第3に加減乗除のような基本的な計算力に問題がある算数障害。第4に特定の学習障害の基準を満たさないものの、これらの読字・書字表出・算数の3領域すべてに問題があることで学業成績を著しく妨害する特定不能な学習障害の4つです。

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